やどやゲストハウススタッフブログ復活!

やどやゲストハウススタッフブログ、今日から復活となりました。
サーバーの移転に伴いシステムなどに変更があったために、しばらくはイベントの告知のみを出しておりましたが、今回、スタッフの要望で以前利用していたJugemで再開となりました。

このブログに復活に関しては、特に今回の地震などとは関係はないのですが、現在、私どもの外国人スタッフ・ボランティアさんたちが、自分たちの意思で、現在東京にいる自分たちの目線から、今、ここで人々が何をして何を感じているのか、世界に情報を発信したいということでがんばってくれています。彼女たちは、それぞれのブログなどを持っているので、更新の情報などもこちらで案内したいと思います。そちらは、英語がメインとなりますが、よろしくお願いします。

このブログでは、日本人、外国人、それぞれみんなが書いていきますので、日本語や英語がまぜこぜとなります。これも、ゲストハウスのブログの独自性だということで、楽しんでいただければ幸いです。

やどやゲストハウスは、今年の4月1日で、10年目のスタートを切りました。
(10周年ではなくて、10年目のスタートです。)
とても長く、でも、あっという間な時間でした。

普通の生活をしていると、昨日と今日、今日と明日は、それほど変わりのない日に思えるのですが、こうして年月を振り返ると多くのことが変化していました。
ほんの少しずつの変化を日々積み重ねていることもあるし、今回の震災のようにたった1日で変わってしまうということもあります。

他のブログなどで何度か書きましたが、やどやゲストハウス企画のスタートのひとつのきっかけは、2001年9月11日のニューヨークでのテロ事件でした。

そして10年目を迎えようとしているところで、この震災がおきました。

世界では、自然災害、そして人災が毎日どこかで起こっています。
それは、大きなこともあるし、小さなこともある。
旅をしていたころは、そのような場面に何度か立ちあうことがありました。
ニュースなどでは大きく取り上げたり、あるいは全く取り上げなかったり、するわけですが、旅の場面で見てきたことというのは、人々は、それぞれの場所で日々生活をしているということでした。大変な中でも、そうでなくとも、それぞれに生活をしている。

現在やどやゲストハウスにおいても、東京にあるゲストハウスということで、ある意味の二次災害に見舞われています。各国では放射能のために、関東地方への渡航を控えるようにと国民に通達を出しているのが現状で、旅行者の人たちだけでなく、東京で生活をし、数ヶ月や1年単位で住んでいた外国人のお客さんたちの多くも国に帰ってしまいました。

被災地の方々のことを思えば、こうして毎日ご飯を食べてビールも飲んで今日も暮らしていられるので、たいしたことないよ、と笑って言えるのですが、やっぱり見通しがつかないということには、いくらか疲れも感じます。

それでもこういう状況においても、一緒にポジティブに仕事をしてくれるスタッフ、協力をしてくれるボランティアさん、遊びに来てくれる友人たち、そして利用してくれるゲストたちが、居てくれるということで通常通りの運営を続けていられます。

10年目のスタートにしてはちょっと大変な始まりとなりましたが、東京でしっかりと生活をしながら、みんなで楽しんでやっていきますのでよろしくお願いします。

やどやゲストハウス 山本まりこ

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